東京五輪招致について

ブログネタ：東京五輪賛成？ 参加中

私は反対派



私は招致反対の立場を取っている。




開催国ともなれば各競技は予選を免除され、いきなり五輪本大会出場となるから、選手のメリットは大きいだろう。



しかし、五輪本大会開催の全ての経費を上回る黒字を出したのは１９８４年のロサンゼルス大会（夏季）くらいであり、それ以外の大会では多かれ少なかれ経費赤字に苦しむ事になっている。いざ赤字となれば最低でも数十億単位の赤字は避けられない。景気回復を至上命題としている日本が２０２０年にどうなっているかわからないが、数十億単位の赤字を出している場合ではないはずだ。




さらに、五輪本大会ともなれば世界中から観客が殺到する。観光収入どころか治安が確実に悪化する。セキュリティ態勢に巨額の経費がかかる。さらに鉄道などの交通機関の破綻……朝夕のラッシュ以外にも日本のダイヤ事情は破綻寸前である。そんな中で五輪本大会の外国人観客が大挙して来日したらどうなるか。都内周辺の全てのホテルは満室となり、交通機関ともどもあらゆる場所で日本人が割りを食う事になる。



五輪本大会開催で損得勘定をするのは夢も希望もないかもしれないが、冷静に現実を考えたら五輪どころじゃないと私は考える。




もしも何かの間違いで２０２０年五輪本大会が東京に決まってしまったら、五輪本大会開催期間中は東京から避難する事すら考えている。恐ろしくて東京に居られないからだ。