昨日も本日もピアノサークルの指導があって夕飯の支度が出来ないので、久々に「カツオの漁師料理」を作って冷蔵庫に入れて来た。これなら夕飯時に娘がジャストタイミングで食べられるし、カミさんも帰宅してすぐに晩飯に移れる。
高校時代から20代半ば頃まで私の趣味のひとつはスキューバダイビングだった。ライセンスは座間味島で取ったのだが、オセアニアの代表的な国は全て回ったし、沖縄に至っては代表的な周辺島はダイビングに関わらずほぼ全部訪れた。その中に日本の最西端の与那国島がある。この島で忘れられない料理を食べたのであります。
70年代の与那国島ではカジキマグロ漁が盛んで、漁師さんが専用の船でカジキマグロを1本釣りしに行く。そのうちの一隻に体験乗船させてもらった時、エサ用の生きたカツオを船上で捌いて作ってもらった漁師料理がもう殺人的な旨さで忘れられず、帰港してからレシピを教えてもらったのがキッカケでありましたな。なにしろ生きているカツオだからそのまま食べても圧倒的決定的に旨いのだが、それに薬味を絡めてぶっかき氷を加え、適当にぶつ切りしたカツオをぶち込んたタッパーを何回か振り混ぜ、タッパーからぶっかき氷だけを素早く取り出してからタッパーをクーラーボックスに入れて待つ事1時間。‥‥カツオの旨さが超高速で全身に走りました。はい。
◆マイルドニンニク(食べたあと臭わないニンニク。もちろん普通のニンニクでも構わないが、日本産のものを使う事)2カケみじん切り
◆ミョウガ3個みじん切り
◆おろしショウガ大さじ1
◆大葉4~5枚みじん切り
◆すりゴマ小さじ1
◆落花生パウダー小さじ1(省略可)
◆醤油 適量
◆めんツユ(にんべんのゴールドを使いました) 適量
◆すし酢 適量
味を見ながら適当に。
カツオのぶつ切りに、薬味タレをかける。これを2回繰り返す。
こんな感じになります。はい。
ラップはこのように空気を抜いて被せ、冷蔵庫に。
1~3時間くらいで食べ頃になります。カツオのぶつ切りはサクを買って来て自宅で切ってもいいし、ぶつ切りを買って来てもいい。とにかく新鮮なものがベター。意外に簡単ですが驚くほど美味いのです。惣菜にも酒肴にもヨロシイのでありますよ。